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Japanese Folk Metal Vol​.​2

by Japanese Folk Metal

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1.
国を分かつ合戦の夜に 天(あめ)よりの使者 戦場到来 「秘術を授ける。あの国を滅ぼせ。」 手に託された禁書 呪文を 唱えよ 「縷那縷那忌陽俚把」 謳え!踊れ!空へと祈れ 一天にわかに掻き曇り 一筋の稲妻が龍へと化け咆哮する 響け!叫べ!大地を揺らせ ひれ伏す 不倶戴天の敵 十束剣(とつかのつるぎ)の一振りが 勝利の道 斬り開く 汝よ 降伏せよ 浮世は我のもの 人々よ 我に従え 「あ、間違えて"宴人の書"を渡してしまった…」 空は晴れて大地を照らし 突如咲きだす草花が 兵達の心 和ませて 皆々剣を放り出す 麦酒手にして踊り狂え 俺もお前もLet's Beer!!!!
2.
衣を濡らすは夜霧か 止め処無いこの涙か 君の眠る陵で どれ程経を読んだろうか 共にこの歌を捧ぐ 松山の浪のけしきはかはらじをかたなく君はなりまさりけり "松山の浪にながれてこし船のやがてむなしくなりにけるかな" 白峯に寂しく 浜千鳥が啼いた 歌を返すその影 現世残った院の御霊 再会こそ喜ばしいが 問いかける 留まった理由を "お前は知らぬか世の混沌 魔と成った我の仕業と" 耳を疑い涙した もう一度歌を読む よしや君昔の玉の床とてもかからんのちは何にかはせん 白峯に寂しく 浜千鳥が啼いた 辺り覆う陰火と化鳥と共に消えゆく君は 少しばかり穏やかな顔で 白峯に寂しく 浜千鳥が啼いた
3.
蕎麦を食べたいこの衝動 つるっと一口入れたなら つゆの香りも充満し 余は満足じゃと叫びあげる トバもいいけど蕎麦がいい サバもいいけど蕎麦がいい 手羽先よりも蕎麦がいい やっぱり蕎麦が至高の品 うどんも好きだが蕎麦がいい ラーメンも好きだが蕎麦がいい タンメンも好きだが蕎麦がいい やっぱり蕎麦が至高の品 中毒になるこの料理 一杯食べると止まらなく 気付けば腹を満たし過ぎて 倒れこみ身動きは取れず それでも蕎麦を欲する腹は 次々そいつを流し込み まるで妖かと思わせる 伝統的な和の代表 夜更け辺りに人影なし 目の前に蕎麦が一品有り 奇妙に動くその品は まるで大蛇か龍のよう こちらに気付き懐に 飛び込み我を失って 目覚めてはいつもの蕎麦屋 これは夢かと笑い転げ
4.
幽遠の故郷に 叫ぶ彼岸花 霊魂に響きわたる 子らの笑声 幾度陽と月を見たか 地平線は山隠れ 見渡す田地 人はなし 砂になった饅頭 注ぐ雨に身体は濡れず 吹く風に身体はなびかぬ 悔いのみが我を焦がす 田舎の亡霊 一人 都に思い馳せる 抱いた子の温もりは 朽ちた屍の手 犯した罪を数え 溢れる涙も拭えん 陽炎に引き寄せられる 慚愧の武者霊気 あともう少しだから 魂殿からもう何十里 付かぬ足跡あがる草の香 烏に睨まれ河に誘われる 破れた着物で目を覆う 錆びた脇差で傷を抉る 鳥に憧れ腕が空を斬る 霊供の酒も枯れ果てた頃 月が昇り影が立ち去る 注ぐ雨に身体は濡れず 吹く風に身体はなびかぬ 悔いのみが我を焦がす 田舎の亡霊 一人 都に思い馳せる 呼ぶ名は山に跳ねて 胸に突き刺さる 犯した罪を数え 溢れる涙も拭えん 落つる星斬り捨てる 悲嘆の朧月 疲れはしないから 幾度陽と月を見たか 地平線は山隠れ 見渡す田地 人はなし 砂になった饅頭 注ぐ雨に身体は濡れず 吹く風に身体はなびかぬ 悔いのみが我を焼き尽くす 田舎の亡霊 都に思い馳せる 抱いた子の温もりは 朽ちた屍の手 犯した罪を数え 溢れる涙も拭えん 陽炎に引き寄せられる 慚愧の武者霊気 あともう少しだから あともう少しだから
5.
遥か昔より伝わりし 有り難き教えの話 古より民賜りし げに尊い 想いと暮らし 遍く全ての事象 或いは全ての物 数多宿りし神を 崇めて手にするは平穏 なのに米を棄て 陸海空を汚染して そのうえ神への畏敬すら忘れ 愚か人の子 八十神を崇めぬと 神の怒り 祟り 罰が下る 役目を果たせず 無下に遺棄されるもの達の嗚咽 末代まで 祟れ 作る物に 込めた想い 思わぬ者に 日が差すことなどない 人の幸せが一重の望みと 打ち捨てられた八十神が言う 自然への礼を忘れるべからず そして人への感謝の念 大切にせよ 八十神を崇めるは 八十神の為ならず 八十神を崇めるは 民たちの為に
6.
神曰くこの種に命が宿りし時に 娘への想いは必ず結ばれると 水をやっても芽が出ない 何度も繰り返す過ちを でも希望を信じて同じ日々を 繰り返す繰り返す君の為 頬を伝う雫に映る 君の横顔白く切なく 失くした者と奪った者の 想いを繋ぐ偽りの種 水をやっても芽が出ない 何度も繰り返す過ちを でも希望を信じて同じ日々を 繰り返す繰り返す君の為 頬を伝う雫に映る 君の横顔白く切なく 失くした者と奪った者の 想いを繋ぐ偽りの種 頬を伝う雫に映る 風は冷たし十六夜の月 夜のしじまに響き渡る 最後の刻(とき)を告げる鐘の音 (語り) 現世で娘と結ばれないことを知った鬼は酷く傷つき、己の過去を悔み、芽の出なかった豆を心から憎んだ。 もしいつか人として生まれ変わることが出来たなら、必ずまた君と出会いたい。 会いに行くよ、きっと。さようなら、その日まで。

about

Japanese Folk Metal Compilation

credits

released April 20, 2017

Mastered : GOGAMI
Artwork : GOKIGENGENOM

license

all rights reserved

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about

Japanese Folk Metal Japan

A motley assembly of drinkers who formed a band to sing about Japanese folklore and history.
Let's spread Japanese traditional folklore around the world, drink some booze (especially beer!), and have a great time listening to awesome songs.

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